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Fruity Peak Controllerの使い方(その2)

 前回に引き続き、Fruity Peak Controllerの使い方を紹介します。
 flpeakctrl-2-0.png

 今回紹介する内容は次のとおりです。
・使用例:サイドチェインイコライザ
・使用例:ダッキング(ダッカー)
・使用例:ディエッサ

 なお、今回は細かい操作手順の説明を省き、サンプルプロジェクトと概念図を使って説明します。
 細かい操作方法については前回の記事を参照してください。



■ 使用例:サイドチェインイコライザ

 サイドチェインイコライザとはサイドチェイン(脇からの入力)によってイコライザを動的に制御するエフェクトのことです(私が勝手につけた命名しました)。
 今回は、キックの発音にあわせて他の楽器のイコライザのレベルを調整することで、キックが他の音に埋もれないようにする例を紹介します。

 サンプルプロジェクト: [ flpeakctrl-demo-3.flp ]

 概念図:
 flpeakctrl-2-1.png


 キックのトラックにFruity Peak Controllerを追加し、キックの音量に反比例した出力を用意します。
 Fruity Peak Controllerの出力を使って、SytrusトラックのParametric EQのバンド1をオートメーションします。バンド1の周波数にはキックの周波数帯 70Hzあたりを設定します。
 flpeakctrl-2-1-1.png

 
   
   [ flpeakctrl-demo-3.mp3 ]
 
 前半6小節がサイドチェインイコライザなし、「Go!」の合図以降がサイドチェインイコライザありの設定となっています。
 前半はキックとベースの低音が混ざり合って濁った音になっていますが、後半サイドチェインイコライザをオンにしたところからキック部分のベース低音が軽減され、音がすっきりしているのが分かります。

 なお、このテクニックはデモソング Aren't You Clever で使われています。(参考記事 デモソングに学ぶ(Aren't You Clever編)



■ 使用例:ダッキング(ダッカー)

 ダッキング(ダッカー)とは、DJなどの発声にあわせ、BGMの音量を自動的に小さくするエフェクトのことです。
 一般的にはサイドチェイン(キーイン)機能付きのコンプレッサーを使って実現するのですが、Fruity Peak ControllerとFruity Compressorを組み合わせてサイドチェインコンプもどきを作ってみましょう。

 サンプルプロジェクト: [ flpeakctrl-demo-4.flp ]

 概念図:
 flpeakctrl-2-2.png


 ボーカルのトラックにFruity Peak Controllerを追加し、ボーカルの音量に反比例した出力を用意します。
 Fruity Peak Controllerの出力を使って、BGMトラック(今回の例ではドラムループのトラック)のコンプレッサーのThresholdをオートメーションします。
 flpeakctrl-2-2-1.png

 
   
   [ flpeakctrl-demo-4.mp3 ]
 
 ボーカルが発声したタイミングでドラムループの音量が下がっているのが分かると思います。



■ 使用例:ディエッサ

 ディエッサとは、ボーカルの歯擦音(サシスセソやツ発声時の高音)を和らげるエフェクタです。
 一般的にはサイドチェイン(キーイン)機能付きのコンプレッサーを使って実現するのですが、Fruity Peak ControllerとFruity Multiband Compressorを使ってディエッサもどきを作ってみましょう。
 ネットで調査したところ、ディエッサというのは歯擦音が含まれる高音域(4-8kHz前後)に特化したサイドチェインコンプとのこと。つまり、Fruity Peak Controllerを使って歯擦音のピークを取り出し、コンプレッサのThresholdをオートメーションすれば良いのです。

 サンプルプロジェクト: [ flpeakctrl-demo-5.zip ]

 概念図:
 flpeakctrl-2-3.png


 ボーカル音を2つのミキサートラック2と3に振り分けます。
 ミキサートラック2ではFruity Parametric EQを使って歯擦音の周波数帯10kHzあたりを強調し、Fruity Peak Conttollerを使ってピークを捕らえます。10kHzというのは初音ミクの声をEQUOで解析して求めた結果です。声の種類によって周波数帯は異なるので、声にあわせて調整してください。
 flpeakctrl-2-3-1.png

 ミキサートラック3ではFruity Multiband Compressorを用意し、周波数帯を LOW~8kHz~MID~14KHz~HIGHに設定します。
 (この周波数帯は適当に決定しました。調整することでさらに良い効果が得られる可能性があります。)
 flpeakctrl-2-3-2.png

 LOWバンドとHIGHバンドはバイパスし、MIDバンドのRATIOを10:0、ATTACKを0.1ms、RELEASEを100msにします。
 flpeakctrl-2-3-3.png

 次に、Fruity Peak Controllerの出力を使って、Fruity Multiband CompressorのMIDバンドのThresholdをオートメーションします。
 flpeakctrl-2-3-4.png


 ディエッサなしの場合:
   
   [ flpeakctrl-demo-5-off.mp3 ]
 ディエッサありの場合:
   
   [ flpeakctrl-demo-5-on.mp3 ]

 サシスセソ、ツの音が圧縮され、和らげられているのが分かります。
 Fruity Multiband CompressorのMIDバンドのC(コンプレッション)メーターを見ると、サ行、ツの音のときに大きく圧縮されているのが分かります。
 flpeakctrl-2-3-5.png

 性能はSPITFISH等のディエッサに比べ遥かに劣りますが、ディエッサの基本原理を学ぶことでディエッサをさらに活用できると思います。是非お試しください。


備考:
ここで紹介した方法は、ディエッサの原理を完全に再現していません。
FL Studioのコンプレッサに、出力を入力に繋げる仕組み(キーイン、ネガティブフィードバック)がないためです。
ディエッサの原理についてはこちらのページを参照してください。
Sound Engineering Section-8 Effects




以上
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FLStudio | 13:07:55 | Trackback(0) | Comments(0)
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