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Fruity LSD:WindowsXPのソフトシンセを音源として使う方法

 Windows XPには、"Microsoft GS Wavetable SW Synth"というソフトシンセが付いています。お世辞にも素晴らしい音とはいえませんが、GM規格準拠の音色が約128種類付いていますので、どんな曲でもそこそこ演奏できてしまうのが取り柄です。
 fl7lsd-1-1.png

 今回は、このソフトシンセをFL Studioから使う方法を紹介します。
 エフェクトをかければ意外と使えるかも??ですよ。

備考:
上図では、ソフトシンセ SB Audigy Synth とYAMAHA XG WDM SoftSynthesizerがインストールされていますが、残念ながらこれらのシンセをFL Studioから使うことはできません。
YAMAHA XGはかなりいい音が出ますので、使えると強力な武器になりそうなんですが。






■ Fruity LSDの追加方法

 Windows XPのソフトシンセを使うには、Fruity LSD プラグインを追加する必要があります。Fruity LSDは音を出すプラグインなのにエフェクタタイプのプラグインとなっています。ですので、ミキサーのFXスロットに追加します。
 FXスロットで[Select]-[Fruity LSD]メニューを選択します。
 fl7lsd-1-2.png

 Fruity LSDが起動します。
 fl7lsd-1-3.png


■ ソフトシンセを選択する

 [DEVICE]メニューでソフトシンセを選択します。いくつかデバイスが表示されますが、"Microsoft Synthesizer" しか選択できないはずです。
 fl7lsd-1-4.png


■ 音色の変更方法

 Fruity LSDの画面には、1~16の数字と、音色名称が並んでいます。1~16の数字はMIDIチャンネル番号を、音色名はそのMIDIチャンネルで鳴らす音色を示しています。
 MIDIチャンネル番号は固定となっていて、変更することができません。
 また、MIDIチャンネル番号10は、ドラムパート専用のチャンネルとなっています。

 fl7lsd-1-5.png

 音色名をクリックすると音色の選択画面が表示されます。
 fl7lsd-1-6.png

 一覧から音色を選択し、ダブルクリックすることで音色を変更できます。
 fl7lsd-1-7.png

 ドラムパート(10)でも同様に音色を変更できます。
 fl7lsd-1-8.png

 音色を変更した後の様子です。
 fl7lsd-1-9.png


■ DLSファイルの読み込み

 フォルダのアイコンをクリックすると、DLSファイルを読み込むことができます。
 fl7lsd-1-10.png

 DLSファイルとはDirectX規格で定義されたファイル形式で、楽器の音色が保存されたファイルです。ネットからDLSファイルを入手し読み込むことで、新しい音色を追加することができます。
 Fruity LSD起動時には、自動的にシステム標準のDLSファイル C:\Windows\System32\GM.DLS が読み込まれています。


■ Fruity LSDを演奏してみる

 前置きが長くなりましたが、実際に演奏してみましょうか。
 [CHANNELS]-[Add one]-[MIDI Out]メニューを選択し、MIDI Outジェネレータを追加します。
 fl7lsd-1-11.png

 MIDI OutジェネレータのMIDIポート番号を、Fruity LSDのMIDIポート番号と一致させます。また、MIDIチャンネル番号に、演奏したいパートのMIDIチャンネル番号を指定します。
 fl7lsd-1-12.png

 ピアノロールにノートを配置し、演奏してみましょう。ピアノの音が鳴るはずです。
 fl7lsd-1-13.png


■ 複数パートを使う方法

 複数のMIDI Outジェネレータを使って、1つのFruity LSDのそれぞれのパートを演奏するやりかたが基本形です。CPU負荷も軽く、設定も楽ですが、各音色に別々のエフェクトをかけることができません。
 fl7lsd-1-14.png

 このように複数のFruity LSDを用意することで、音色ごとにエフェクトをかけることができます。
 fl7lsd-1-15.png


■ サンプル

 Fruity LSDを使ったサンプル曲とサンプルプロジェクトを用意してみました。
 大した曲ではありませんが、Fruity LSDの使い方の参考になれば幸いです。
 サンプルプロジェクトには初音ミクと鏡音リンのVSQファイルもつけておきました。
 ご自由にお使いください。

 サンプルプロジェクトファイル(FL Studio 7用):
    [ fl7lsd_demo_0.1.zip (1.2MB) ]
 サンプル曲:
   
   [ fl7lsd-demo.mp3 ]


以上
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未分類 | 00:06:00 | Trackback(0) | Comments(6)
コメント
FLチャンよかった!
すごく丁寧で分かりやすいサイトですね。
自分は初心者のような者なので、とても参考になります。
これからもお世話になります^^ 
2008-01-26 土 08:03:35 | URL | [編集]
FLちゃん気に入ってもらえて嬉しいです。
がんばってAAアニメーションした甲斐がありました。
これからもよろしくお願いします。
2008-01-26 土 14:00:53 | URL | filenotfound [編集]
ちょwwwwAAwwww

短い曲ながらも何だか懐かしさを感じさせる良い曲ですね。
GJです!
2008-01-27 日 03:27:16 | URL | [編集]
FLでSY-XG50 Sysex使えます
昔からFLで遊んでいて、最近こちらのサイトを発見し初心に戻ってまた楽しんでるものです。
いつも興味深く拝見しています。

さて、本題ですが、YAMAHA XGはFLで使えます。
Fruity LSDでMIDIをならすのではなくて、
まずMIDI Outのチャンネルを追加します。
また、MIDI SettingでYAMAHA XGにポートナンバーを割り当てておき(0はMSGSが使っていると思うので1とかに)

MIDI Outのポートをさっき設定したものに置き換えるだけです。
むしろ0をYAMAHAにして1をMSGSのほうが楽かも。とにかくYAMAHAのほうにMIDI Outのポートが一致すれば良いのです。


でもLSDで鳴らすのとは違ってFXが当てられないのですよね。
というわけで、結局使っていなかったのですが、
そこでこのサイトで教わったレンダリングを活用しようと思ったしだいです。
2008-02-19 火 11:03:46 | URL | swee [編集]
sweeさん、はじめまして。
昔からFLを使われているということは大先輩ですね。間違っている点はコメントでビシビシ指摘してくださいませ。

教えていただいた手順でXG音源を鳴らせることを確認しました。
が、音をFL Studioに取り込むことができないのが痛いですね。
サウンドレコーダーなど、Windowsで鳴らした音を録音できるソフトを使ってXG音源の音を録音し、オーディオクリップとしてFL Studioに取り込む方法が無難かと思いますが如何でしょうか。
もっとうまい手が思いつけたら記事にしたいと思います。

今後ともよろしくお願いします。
2008-02-20 水 07:59:41 | URL | filenotfound [編集]
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2008-12-09 火 11:14:55 | | [編集]
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