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FLStudio7:DirectWaveの使い方(サンプラーの基礎)

 FL Studioには、DirectWaveというサンプラーが付いています。
 オマケとはいえなかなか高性能で、サンプラーとしての基本的な機能は一通り備えています。Kontakt等の一流サンプラーと比べると劣る部分も多いですが、余分な機能が付いていない分軽く動作するのが魅力です。また、DirectWaveの画面から直接サンプルデータをダウンロードすることができるのも便利です。
 余談ですが、DirectWaveは去年亡くなられたArguさんが開発されたものです。こちらにArguさんの追悼ページがありますので、是非ご覧になってください。

 今回は「サンプラーって何?」という方のために、サンプラーの基礎(原理など)について説明します。





■ サンプラーって何?

 楽器などから録音(サンプリング)した音声を、鍵盤やドラムパッドの演奏に合わせて再生するものです。
 directwave1-1.png


■ サンプラーによる音階の再生

 サンプラーで音階を再生する一番単純な方法は、音階ごとにサンプリングした音を各鍵盤に割り当てることです。
 directwave1-2.png

 この方法には次のデメリットがあります。
・サンプリング作業が大変(コスト高)
・サンプル音の数が多くなり、メモリ使用量/ディスク使用量が巨大になる。

 ですので、この方法は高品質(高価)なサンプリング音源や、ドラム音源でしか利用されていません。


■ 区間サンプリング

 サンプル音の数を減らし、メモリ/ディスクの負担を軽くするために考案されたのが区間サンプリングです。1つのサンプル音で複数の音階を賄う方式です。元のサンプル音と音階が異なる部分については、ピッチシフトを使って音を補完します。
 directwave1-3.png


■ 音程変化の原理

 テープレコーダーで音を再生するとき、再生速度を速くすれば音が高く、遅くすれば音が低くなりますね。同様にサンプル音の再生速度を調整することで、音階(ピッチ)を変更できます。

 Audacityという波形編集ソフトを使って音程変化の実験をして見ます。
 Audacityを開いて、[制作]-[Tone]メニューを選択し、261.625565Hz(C3)のサイン波を生成します。
 directwave1-4.png

 [編集]-[無音化]メニューを使って、音の隙間を作ります。
 directwave1-5.png

 音の各ブロックを範囲選択し、[効果]-[スピードの変更]メニューを選択してテンポを変更します。
 directwave1-6.png

 各ブロックで指定するテンポ変更率(%)は次のとおりです。
 
テンポ変更率(%)備考
12.2462D3
25.9921E3
33.4840F3
49.8307G3
68.1793A3
88.7749B3
100C4

 テンポの変更が終わったら再生してみましょう。
 ドレミファソラシドの音階になっているはずです。
 directwave1-7.png


 このように、再生速度を一定の比率で変化させることで、音階の変更が行えます。再生速度を決定するためには、サンプル音の音階と、再生しようとする音階の2つが判っている必要があります。
 サンプラーでは、元の音の音階を「ルートキー」として指定させることで、再生速度を決定する仕組みとなっています。(重要)

 以上がサンプラーにおける音程変化の基本的な原理です。
 実際のサンプラーでは、さらに高度な音程変化の仕組みが用意されています。
・ピッチシフト
 音の長さ(テンポ)を固定したまま音程を変える仕組み。
・タイムストレッチ
 音程を固定したまま音の長さ(テンポ)を変える仕組み。


■ ループについて

 音が持続する楽器(例えばオルガン)をサンプリングする場合、どれくらいの時間分をサンプリングすればよいのでしょうか?サンプル時間が長いほど長い音符に対応できますが、サンプル時間が長くなるほど、サンプル音のサイズが大きくなってしまいます。
 大抵の楽器音は
 ・アタック音(出だしの音)
 ・持続音
 ・リリース音(減衰音)
 の3つで構成されています。
 ループとは、「持続音」の部分を繰り返し(ループ)再生することで、サンプル時間を短くしようというものです。
 directwave1-8.png


 ドラムループ素材(単にループ素材という場合もあり)は、ループ再生を利用して、1小節分(またはキリの良い小節分)のフレーズを再生するものです。
 directwave1-9.png


■ ベロシティレイヤリング(ベロシティレイヤ)について

 アコースティック楽器では、音に強弱をつけて演奏したとき、音量だけでなく音質も変化します。たとえば弦楽器だと弦をはじく音が大きくなりますね。
 ベロシティレイヤリングは、演奏時のベロシティ(強弱)によって再生するサンプル音を切り替えることで、よりリアルな音を再現しようというものです。

 directwave1-10.png


■ 最後に

 次回はDirectWaveの具体的な使い方を紹介します。



以上




改訂履歴
2008/01/13 新規
2008/05/28 改訂1
   用語の意味の誤りを訂正(ピッチシフト)
   タイムストレッチの説明を追記
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FLStudio | 15:49:00 | Trackback(0) | Comments(0)
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